学校長より

令和6年度の御挨拶

校長  大崎 未生  

 4月8日、新入生45名を迎え、全校生徒142名で令和6年度の岩内第一中学校がスタートいたしました。

 本校は、昭和22年に岩内町立高台中学校として開校後、岩内第一中学校と校名を改称して以来、今年度で開校76年目を迎えます。歴史と伝統のある、岩内第一中学校ですが、令和6年度と令和7年度の、2年間をもって長い歴史に幕を下ろすことになります。そして、令和8年度からは、町立の小中学校4校が合わさり、9年間の小中一貫教育を実施する義務教育学校「岩内中央学園」として、新たなスタートを切ることになっています。今年度入学した新入生は、2年後「岩内中央学園」の第1期の卒業生になります。

 現在、開校に向けて町内の2小学校と2中学校では、岩内町で目指す15歳の姿として『ふるさと岩内を愛し、志高く夢の実現に向かう』を掲げ、日々の教育活動を進めているところです。この2年間の足並みを揃えた教育活動は、学力・体力の低下・不登校・いじめ・中1ギャップ等の諸問題解決に向け、大きな力になると確信しています。

 令和6年度、本校の学校教育目標は『共に学び、高め合う学校』としています。そして、目標を達成するためには、学びの場の中心となる学校や学級が、すべての生徒にとって、安心で、安全な空間となることが何よりも大切なことであると考え、今年度のテーマを『一中スマイル』としました。

 さわやかな笑顔と、心地よい挨拶を基本に、生徒一人ひとりが大切にされる学校経営を教職員一丸となって進めていきます。

 保護者・地域の皆様をはじめ関係の皆様には、本校教育活動への御理解、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。そして、子ども達をあたたかい目で見守っていただけたら幸いです。