本日の3・4校時、東小学校の6年生1・2組を対象とした一中の先生による「算数 乗り入れ授業」を行いました。乗り入れ授業とは、中学校の先生が小学生の授業を行ったり、小学校の先生が中学生の授業を行うことで、9年間の学びを系統立て、ねらいや目的を共有しながら小中学校が一緒に授業を進めるものです。
授業の最初は、中学校の先生の自己紹介があり「好きな食べ物は何ですか?」「出身地はどこですか?」など、児童からは積極的な質問がありました。担当の先生と児童とのコミュケーションがとれたら、早速授業の開始です。学習課題は『ことがらの起こりやすさを調べよう!』です。コインの表、サイコロの6の目、トランプの絵札が出る確率を、実際に調べながら求める授業です。各班ごと役割分担を決め、みんなで協力をしながら、それぞれ3分間ずつでコインの表、サイコロの6の目、トランプの絵札の出る回数を調べました。テンポの速さに戸惑う場面もありましたが、各班で調べた結果をしっかりまとめ、3つの出る割合がそれぞれ違うことを学習することができました。授業を終えたあと、「楽しい授業だった。」「中学校の数学がもっと難しいと思っていたけど、これならできると思った。」「ノートに書くことをもっと早くする。」など、前向きな感想が児童からありました。