平和集会

7月20日、岩内ユネスコ協会の千葉会長を講師としてお招きし、平和集会を行いました。集会前半では、太平洋戦争で起こった出来事から平和について学びました。
後半は、生徒会書記局の代表生徒が、お礼の言葉の発表と、平和についてのスピーチをしました。その後、各学年代表生徒1名が、この日のために各クラス全員で折った鶴をまとめて千葉会長にお渡ししました。以下、生徒会書記局の代表生徒が発表した「平和についてのスピーチ」です。

 

 

平和について

 

みなさんは平和についてどう考えていますか?例えば戦争のない世界、誰もが自由にやりたいことができることなどがあると思います。そこで今回は平和について深く話していきたいと思います。

自分が思う、平和とは争いがない誰もが幸せに生きられる世界だと思います。しかし80年くらい前、日本も大変な世の中でした。みなさんも知っている通り、争いがありました。東京大空襲、広島・長崎の原爆、沖縄戦などです。結果的に敗戦国となった日本は戦争をやめて、平和へと向かっていきました。

しかし、戦争をやめただけで平和と言えるでしょうか?現在の日本は幸せなのでしょうか?コロナウイルスやいじめの問題について未解決である日本はまだ完全に平和とは言えないと思います。現在我が国では、外出時マスクをつけるなど、これまで当たり前だった生活が制限されています。これはコロナウイルスとの戦いが続いていることを意味し、少しでも早く収束するように国家体制で取り組んでいるということです。コロナとのこうした関わりは「平和」をもとめ、「平和」のために行動しているということとイコールの関係にあります。

さて、この学校の現状はどうでしょうか?からかいやいじめがあった場合、この学校は平和であるといえますか?平和はごく身近なところでも実現可能なものですが、どんなに身近であっても、実現までは簡単なことではなく、逆にとても難しいことです。一人一人が他の人のことを思いやり、毎日が楽しいと全員が実感できた時初めてこの学校は平和であると言えると思います。学校での平和が日本や世界の平和への第一歩になると思います。なのでこの学校の全員が毎日楽しく生活できるように普段からやさしい心で過ごしていきましょう。

全員の力で、岩内第一中学校の「平和」を実現させましょう。