昭和31年(1956)

○ 1月10日 相生バラック2棟焼失、11世帯被災。
○ 1月14日 猛吹雪のため海難事故により38名死亡。
○ 2月 2日 岩宇日報社  宮園129  青山千代松。
○ 外米の配給数量の規制撤廃される。
○ 岩内港日本海鱒流網基地に指定さる。
○ 5月11日 筍山山麓に移築の新屠場成る。
○ 6月 岩内町産業振興条例設定。
○ 7月 参議院議員選挙。
○ 7月 島野筍山山麓に新火葬場(岩内霊園52坪)建設。 東山より移転。
○ 岩内厚生園増築成る。
○ 9月17日 公共施設火災復興工事綜合落成式挙行。
     昭和29年大火以来この日までに焼失公共施設の復旧工事を急ぎ、漸次竣工をつげるに至ったので、これ等の諸工事の綜合落成式を挙げたものである。諸工事次の如くである。
          (1) 岩内町公民館並に授産場  総工費  16、143千円
              公民館=鉄筋コンクリート造、 3階建延 213坪52
              授産館=木造モルタル仕上、 2階建延 140坪01
          (2) 岩内町消防本部  総工費  6、084千円
              本屋=鉄筋コンクリート造  延 78坪36
              附属建物=木造平屋建モルタル仕上  34坪50  計  112坪86
          (3) 公営住宅  総工費  3億145万4千円 
              戸数  900戸 (内訳 道営200戸、 町営700戸)
              簡易耐火構造 平屋建 (1戸9坪)
              「各団地別戸数」  宮園東220戸  宮園西174戸  東山288戸
              栄105戸  清住18戸  相生36戸  大浜38戸  島野20戸
          (4) 高台小学校2教室増築
          (5) 第一中学校体育館
          (6) 火葬場  3,050千円
          (7) 屠場  1,885千円
          (8)簡易水道  12,001千円
          この総工費  3億5340万7千円である。
○ 教育委員会事務局を公民館内に移す。
○ 9月26日 大火殉難者合同慰霊祭。
○ 9月28日 東山文化遺跡発掘。
○ 大沢鉄男選手(自転車競技)第16回世界オリンピック大会(メルボルン)に出場。
○10月 1日 公選教育委員辞任。新たに5名の委員を町議会の同意を得て町長任命。
○ 薄田遊郭廃業。(法律第18号 売春防止法による)
○11月30日 暴風雪により海難に遭い4隻13名死亡。
○ 本年度岩内町予算 1億2470万円。