大正12年(1923)

○ 此の年、鰊漁 皆無。
○ 岩内町 戸数 明治41年 2,861戸 → 2,572戸に減少。
○ 美国古平より生鰊 移入 一尾 1銭6厘
○ 2月28日 消防組頭 向山 忠太郎 病気退職
          後任 第二部長 境井 栄治 就任
○ 7月 厚谷 外喜男 4,300円を以って森田式ガソリンポンプを購入 寄附す。
      更に町費及び寄附7,500円を以って自動車ポンプ1台を購入す。
○ 無尽講会数600に及ぶ。
     議会取締規則による掛金500円以上のもの当年6月現在、会数300、口数26,943口、金額 131,916円、 6月以降発会のもの及び掛金500円以下のものを合わすれば、其数600に及ぶ。不景気 金詰り甚だし。(北海タイムス)
○ (物価) スケソウ生玉粕 630円、スケソウ 子 大樽皆掛 11貫 14円 小樽 8貫 10円50銭 スケソウ棒 1,500本 叺(カマス)詰 5円50銭 (北海タイムス)
○ 小坂造船所、坂口造船所 初めて洋型発動機船を造る。
    ( 小坂 この年 8隻、翌年 9隻新造。 15.6㌧ 1隻 1,200円 )
○ 12月中、スケソウ漁獲高 発動機船 40余隻 各船 5~6,000尾 川崎船 2~3,000尾
○ 東京大震災にて、大工出面等 東京に出稼多し。
○ 12月 町長 小田桐 亮治 退職
      「備考」 関東大震災