大正11年(1922)

○ 1月7日 岩内連合青年団 成る。(団長 大井 昌次郎)
           岩内青年団、望洋青年団、老古美青年団、大州青年団連合
○ 1月26日 岩内火災予防組合 再興す。
            明治44年創立、其の後中絶せるもの。
          (組合長 梅沢 市太郎 副組合長 佐藤 弥十郎)
○ 3月 小田桐 亮治 町長就任 (年俸 2,400円)
○ 4月 1日 札幌供託局岩内出張所 開庁。
○ 12月 岩内義勇警察隊設立 (総長 千田 貞二 隊長 青塚 房吉)
○ 蒲鉾製造 最盛を極む。(組合員 32名 年産 20万円)
      岩内町の蒲鉾は、明治32年 吉田 音吉、料理人 川崎 弥助が共同して開業したのが最初でその後7、8軒となり、大正7年 古館 栄助が動力を使用して角焼を大量製造するに至り。
     大正9年には、全業者が動力を据付け、大正11年最盛を極めたが、大正13年以来、不振となり昭和5年以後、6軒となる
○ 7月16日 作家 有島 武郎 来町 講演。
○ 第一次欧州大戦後の好景気時代を過ぎ、財界不況深刻の影響を受け町内景気愈よ悪し。