○ 7月1日 岩内町に1級町村制施行。
北海道1級町村制施行に付岩内支庁長 吉田 直太郎 より北海道庁属、岩内町事務取扱 井上 博義 に事務引継せらる。
○ 8月25日 町会議員選挙係、次の通り選任せらる。
「1級選挙係」 (2級) 浜中 又吉 (1級) 橋本 清吉 (1級) 梅沢 市太郎 (2級) 佐藤 熊吉
「2級選挙係」 (1級) 梅沢 栄之助 (2級) 中野 久吉 (2級) 手塚 貞 (1級) 長浜 彦太郎
○ 選挙有権者、1級14名、2級178名。
○ 8月30日 2級選挙、当選者次の通り 定員10名
● 大井 昌次郎 (先代)、中野 久吉、佐藤 熊吉、松田 金蔵、坂本 六兵衛、二葉 伊三郎、小田 権吉、林 貞助、吉川 長兵衛、斎藤 作蔵。
○ 8月31日 1級選挙、当選者次の通り 定員10名
金子 喜七郎、● 大嶋 順兵衛、● 本間 勘次郎、長浜 彦太郎、本間 玄契、● 角 林蔵、● 梅沢 栄之助、沢口 良蔵、● 橋本 清吉、羽生 鉄次郎。(●印常設委員)
○ 第1回町会開かる 会期9月19日より30日迄12日間、岩内支庁楼上に於て開会。
「議案弁明員」 岩内支庁第1課長 木村 繁治郎、町書記 堀 徳次郎、同 道沢 敬蔵 小学校長 向山 政直、町書記 佐々木 各次郎 町会書記 寺門 保次郎、津田 徳次郎 ◎町会議員実費償 1日25銭。
○ 10月 初代町長 梅沢 六兵衛、助役 村山 儀七、収入役 中里 秀彦 就任。
町長助役は9月24日、収入役は10月9日町会に於て当選。
○ 9月6日 第1回選挙無効の訴願出ず。
御鉾内町84、小森 留吉(初代)より標記の訴願提出されたが、9月8日支庁長 吉田 直太郎より「選挙は有効なり」との裁決あり。
○ 11月1日 小学校狭隘を告げ鷹台町岩ヶ嶺に分校を起工す。
○ 公立岩内病院廃止の件議決せらる。
9月24日 第1回町会議決。
○ 岩内役場敷地決定。
5月18日 町役場敷地として橘町字八幡通に於て未開地614坪貸付許可となり町民賦役以て地均工事を為す。
○ 木田 久造、仏国パリ万国博覧会に千鱈を出品し賞状を受く。 「備考」 北清事変