明治15年(1882)

岩内岩宇両郡は札幌県管轄となる。 「備考」 2月 開拓使を廃し本道に三県を置く。
○ 三県設置の結果岩内 ( 茅沼炭山 ) 煤田は工部省の所轄となる。
     3月工部省岩内幌向両炭山並鉄道管理局札幌に置かる。
  ○ 6月20日 岩内治安裁判所設置せられ7月1日より開庁す。
     所長 判事捕 西沢 憲宗 明治20年登記所を置く。
  ○ 札幌警察署分署を岩内警察署と改む。 ( 御鉾内町65番地に移転 )
  ○ 7月12日 岩内古宇郡役所新築落成す。
  ○ 御鉾内町戸長役場を廃し郡役所直轄とす。
  ○ 老古美 村田 沢彦吉札幌第3回農業仮博覧会に其栽培せる米を出品し褒状を受く。( リヤムナイ田沢 吉蔵所蔵 )