犬や猫の飼い方のモラルが低く、他人に迷惑をかけている方もいます。
このためペットの飼い方に関する苦情も寄せられています。
ペットも地域社会の一員です。
物言えぬペットだからこそ、飼い主の気遣いが必要です。
みんなに愛されるペットを目指し、地域社会の調和を保ちましょう。
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散歩のマナー
犬の放し飼いは、人に危害を加えたり、交通事故に遭ったりする危険が高くなります。
どんなに普段おとなしい犬でも、パニックに陥ってしまえば何をしてもおかしくありません。
とっさのときに飼い主がしっかりと犬を制御できるよう、犬は2m以内の引き綱をつけて散歩させましょう。 -
ふんの後始末
家の前などをふん尿で汚され迷惑している人からの苦情が寄せられています。
周辺の環境を保つことは、飼い主の当然のマナーです。
ふん尿は必ず自分の敷地内で済ませましょう。
また、敷地外で排泄してしまったときのことを考え、散歩のときはふん入れを持って歩き、自分の敷地外で排泄してしまったときはきちんと片付けましょう。 -
飼育場所を清潔に
飼育場所は常に清潔にして、悪臭やハエなどを発生させないように気をつけましょう。
また、食べ残しなどはカラスが近寄ったり野良猫のエサとなる場合がありますので、食べ残しは早めに始末するようにしましょう。 -
猫は室内飼育を!
猫を外で飼うことで他人の庭や畑をふん尿で汚したりするなど、近隣のトラブルの原因となるだけでなく、交通事故や感染症などの危険にさらされる確率が高くなります。
子猫のときから室内で飼っていれば、室内がテリトリーとなり、室内で飼うことによるストレスの心配はほとんどありません。
今まで外で飼うことに慣れた猫を室内で飼育することは簡単ではありませんが、飼い主の理解と気遣いで矯正していくことも可能です。 -
避妊・去勢
毎年、飼い主の身勝手で多くの猫が処分されています。
猫は一度の出産で2~6匹を産みます。
発情期には外に出たがり、メス猫は毎日のように甲高い声で鳴き続け、人は夜も寝られない状況になり、この時、外に出してしまうと高確率で妊娠します。
外は感染症・喧嘩による外傷、さらに交通事故と危険が待ち受けています。ぜひ、避妊・去勢をしてください。 -
野良猫にエサを与えないでください
野良猫にエサを与え続けることは、猫がその地域に居着き、さらにふん尿による悪臭などで近隣の迷惑になっていることがあります。
このような行為は無責任ですし、野良猫にエサを与えるのであれば、自分が責任を持ってその猫を室内で飼うようにしましょう。