狂犬病は人をはじめ、すべてのほ乳類及び鳥類に感染します。
現在のところ治療法もなく、一度発病してしまうと、必ず死亡してしまう恐ろしい病気です。
この病気は、主として狂犬病に罹患した犬に噛まれた時に、唾液中に含まれる狂犬病ウイルスにより感染します。
犬の初期症状としては、挙動異常となり、暗いところに隠れたり、活発さがなくなるのが特徴です。
その後、数日以内に狂暴化し、最後に全身麻痺を起こして死に至ります。
また、水を怖がる症状を示すことから、恐水病とも呼ばれます。
狂犬病は現在のところ、一度発症すると治療法はありません。
そのため予防が極めて重要になってきます。