○ 1月14日 異常豪雪続く岩内地方
昨年末から異常な豪雪で岩内消防署の観測では12日現在の積雪量は93cm。平年の同時期は30cm。町では豪雪対策本部を設置。尚史上最高積雪は、昭和56年の同時期101cm。
○ 1月31日 姿消す急行 「らいでん」
「らいでん」 は昭和37年2月10日準急行列車として札幌ー倶知安区間を運行し、46年6月1日急行に昇格したが通常の利用客が少なく、今年2月1日からの合理化によるダイヤ改正で姿を消す。又貨物荷物の取扱いを全面廃止したことにより現在22名の駅員も今回の合理化で11名となる。
○ 2月 1日 5年ぶりに町政懇談会復活
54年1月の町政懇談会は町内5ヵ所で参加町民130人。町政懇中止後は従来から続けている 「広聴はがき」制度と町政アンケートで町民意向を受けていたが、町長と町民の直接の話合いの点から5年ぶりに復活。
○ 3月 5日 下水道の基本計画を公表
町議会建設委員会で共和町の一部を含む岩内都市計画区域内での公共下水道事業基本計画を初めて公表した。
昭和75年度を目標年次に総額約280億円の事業費。
○ 3月20日 岩内新港の本格着工決定
町や岩内商工会議所がフェリー就航を待望し新港造りに取組んでいるが、いよいよ小樽開建により新年度から本格的に着手が決定した。
○ 5月11日 吉田 吉就、助役の再任同意。
○ 5月19日 俳句ポストを育てる会 創立10周年
武田 みさ子 経営の 「宮園湯」 に木製の俳句ポストが置かれたのが48年の元旦で毎月俳誌 「みやぞの」を発刊して遂に創立10周年。
○ 5月 7日 地域振興基金に係る覚書を北電と締結。 岩内町 6億4,500万円
○ 5月30日 公営住宅の増築禁止
従来一定の基準内で増築を認めてきたが、日照問題、防火対策上、住宅計画に支障があることから全面禁止。
○ 5月31日 初のゲートボール場完成
老人クラブ天寿会にクラブが誕生し、町内初のゲートボール専用コートが東山グランドの一角に造られゲートボール場開きが行われた。
○ 6月 8日 岩内観光協会と深浦観光協会、姉妹提携
提携書には、両町協会長が 「協力し合って観光・物産・文化の交流を深め、両町の繁栄と幸福をもたらすため努力する」 と宣言。
○ 6月19日 川崎船を模型で再現
明治時代から昭和初期までタラ釣などに使われた川崎船 (越前川崎・加賀川崎) 2隻をつくり開催中の小樽博覧会に展示。 現在は郷土館に展示されている。
○ 6月19日 岩内町水産研修センター10周年を迎える。
全国初の町立水産加工研究施設として昭和49年に開設。
○ 7月16日 岩内原特委 泊発電所 建設現地視察
○ 7月29日 増川邦明、中学校陸上100メートルで全道制覇。
○ 8月12日 岩内協会の新会堂完成、献堂式挙行。
○ 9月 1日 台風13号で日内川氾濫
日内川が河口から上流約100メートルの地点で決壊、附近漁具倉庫を直撃。
又国道229号線の日内橋が冠水、同橋から蘭越港までの区間が通行止め。
○ 9月 2日 自治会が合同で運上屋川清掃
参加自治会 高台、相生、清住、清住第一、すすきだ各自治会。
○ 9月 5日 岩内漁業無線局の落成式
鉄筋コンクリート造2階建 139平方メートル 東山2-1に完成
最新鋭の送信機 受信機など遠距離通信の感度向上。
○10月 2日 10月17日 岩内運動公園のシンボル噴水の試運転
上2段の輪の75のノズル、池の中の84のノズルから水が噴き上げ、水が彩る造型美を出現させる。
○10月 2日 岩内町地域振興基金条例設置。
○10月21日 岩内東小学校が開校110周年。
○11月 8日 漱石ゆかりの地岩内に新千円札寄贈
漱石の本籍が置かれた縁日銀小樽支店長から新千円札 「B000001C」 番が1枚、1871(イワナイ)の番号札1枚が寄贈された。
○11月17日 岩内美術協会創立30周年記念。
○12月12日 木田金次郎の作品が町に寄贈される。
木田金次郎の油絵など18点が23回忌を機に文子夫人から寄贈美術館建設を要望。
○12月15日 岩内経済センタービル建設問題で揺れる会議所
岩内経済センターへの大型店入居構想が提示され対応次第によっては会頭退陣要求を構える状況となる。
○12月20日 岩内町企業導入・産業近代化等事業基金条例の設置。