昭和22年(1947)

○ 3月 新学制実施準備委員会組織さる。
○ 4月1日 教育六三制実施。(3月31日 教育基本法施行)
○ 4月 岩内勤労署、岩内公共職業安定所となる。
○ 本年度執行の諸選挙左の通り。
     4月 5日 岩内町長、4月15日北海道知事(当選田中敏文)、4月20日参議院議員、4月25日 衆議院議員
     4月30日 北海道会議員、4月30日 岩内町会議員。
○ 4月 岩内町長改選、清水武夫、当選。(候補者 山本律、福井信一、大井昌次郎、狩野豊七)
○ 4月 奈良敬蔵、北海道会議員選挙に立候補。(不成)
○ 4月 岩内町議会議員選挙当選者。(定員24四名のところ30名となる。有権者10,951。有効投票 8,474)
        真野英佐久、宮下佐一、梅庭泰寛、青山栄、若狭リウ、石山武夫、西野清太郎、金井秀太郎、岩城松次郎、埜村与治
        梅村徳松、鈴木恵雄、大亀与吉、岡本博一、会津鶴雄、前石太郎、小川栄作、竹内浩、 西沢憲、北見由太郎
        芝西市太郎、丸太円太郎、佐藤松太郎、坂本助太郎、小笠原軍人、小田幸一、橋本謙、酢谷一雄、原喜太郎、田中啓治
○ 5月 岩内両国民学校を、岩内東小学校、岩内西小学校と改称。
○ 5月 岩内町立岩内高台中学校、開校式を挙ぐ。
       (校長 三原武彦、学級15、生徒880名。内五教室を道立岩内中学校が借用)
○ 5月 岩内区裁判所を改正、札幌地方裁判所岩内支部、札幌司法事務局岩内出張所、岩内簡易裁判所となる。
○ 5月 札幌地方検察庁岩内支部、岩内区検察庁置かる。
○ 6月 岩内東、西小学校男女共学となる。
○ 岩内町収容授産場、引揚者収容所完成。両施設工費 131万7千円、宮園収容所(5棟32世帯)
     高台収容所(1棟11世帯)、昭和23年6月完成、工費 30万円。
○ 6月 岩内町母子寮完成。(工費 95万7千9百円)
○ 8月 岩内警防団解散、消防団となる。
○ 8月 カムチャツカ新魚田開発鱈釣漁業協同組合創立。(代表者 小川栄作)
○10月 組合員機船7隻出漁成績見るべきものあり。
     爾来、継続し24年組合員25名(機船25隻)時期により武蔵堆までの出漁。
○ 8月 岩内警察署長警視となる。(署長 警部・工藤源次郎、昇進)
○ 9月 煙草配給所を岩内専売局出張所に改む。
○10月 岩内営林署設置せらる。(署長 飯田隆二)
     明治31年12月16日苗圃設置。(国有地四反四畝二歩)明治35年北海道庁岩内林務課派出所
     同41年6月札幌営林区署岩内分署(大正2年6月廃止)爾来、保護員駐在。
○12月 警察制度改革により国家地方警察と自治体警察に分離す。警察官史の配置、定員表改正。
     亀田政雄、岩内地区警察署長に任命せらる。