明治5年(1872)

○ 明治5年 岩内郡の現状  (岩内郡開拓使出張所調)
     1、神  社  17宇
     2、寺  院  3ヶ寺 (曹洞宗 1 浄土宗 1 真宗 1 )
     3、屋  舗 433 第一区(敷島内、野束、稲穂崎) 250、 第二区(御鉾内) 106、
                 第三区(堀株、渋井、茅沼、臼別) 76
     4、戸    487戸
     5、口    2,112 口 ( 男 1,111 女 1,001 )
     6、畑    15万316坪
     7、牛  15頭   馬  170頭
     8、船   685隻 (弁財船 1、橋船 8、磯船 319、中遣船 3、保津船 318、三半船 21、川崎船 15)
     9、建網  43投  差網  6,737放
    10、出産物 10,913石6斗7升1合  ( 内 鰊類 10,701石3斗9升7合 )
    11、炭 釜  11カ所
○ 榎本 武揚 茅沼炭山 視察す。
○ 開運丸 回航 石炭の積出をなす。
○ 郡内に戸長、副戸長を置く。
○ 佐藤 仁左衛門 家族を福山より岩内に移転す。