9月10日から16日は「自殺予防週間」です

9月10日の世界自殺予防デーにちなんで、9月10日から16日までを「自殺予防週間」と定め、国および地方公共団体、関係団体等とも連携をして、啓発活動を広く展開すると定めています。

| 自殺の基本認識(自殺総合対策大綱より)

国では、平成29年7月に自殺総合対策大綱を閣議決定しています。これは「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指す」ことを基本理念としています。その中で、自殺の基本認識が明らかにされています。

<自殺の基本認識>

1.自殺は誰にでも起こりえる身近な問題

2.自殺は、その多くが追い込まれた末の死

3.自殺はその多くが防ぐことができる社会的な問題

4.自殺を考えている人は、何らかのサインを発していることが多い

 

| 自殺のサイン(自殺予防の10か条)

次のようなサインが多く認められる場合は気をつけましょう。また、家族や友人、近隣の方でこのようなサインが多く認められる場合は気にかけてください。

1.うつ病の症状に気をつけよう

(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)

2.原因不明の身体の不調が長引く

3.酒量が増す

4.安全や健康が保てない

5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う

6.職場や家庭でサポートが得られない

7.本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う

8.重症の身体の病気にかかる

9.自殺を口にする

10.自殺未遂に及ぶ

 

| あなたにもできる自殺予防のための行動

○気づき ~ 家族や仲間の変化に気づいて、声をかけてみましょう。

○傾聴 ~  本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。

話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励ましは逆効果です。

○つなぎ ~ 早めに公的相談機関や医療機関等の専門家に相談するように促しましょう。

○見守り ~ 温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。

 

| 関連情報

相談窓口一覧(厚生労働省ホームページ)

・こころの健康相談統一ダイヤル 電話0570-064-556(有料)

・よりそいホットライン     電話0120-279-338(無料・24時間対応)

・岩内保健所こころの健康相談  電話0135-62-1537

・岩内町役場町民健康相談    電話0135-67-7086