岩内協会病院の角地に建立されている「日本のアスパラガス発祥の地記念碑」は隣接する道道の拡幅工事に伴い、石碑の一部が新たな道路用地に含まれるため、このたび同敷地内に移設工事を行いましたので報告いたします。
移設後の完成写真 こちら① ②
●アスパラガス発祥の歴史
現在では、道内はもとより全国的に栽培されているアスパラガスですが、その発祥の地が岩内町であります。
大正11(1922)年に岩内町出身で農学博士の下田喜久三氏が栽培に成功し、その後、直営農場やアスパラガスの缶詰工場を設立しました。
碑文の内容を詳しく見ることができます こちら
現在、協会病院が建っている場所は、当時、アスパラガスの試験栽培が行われていたことから、ゆかりの地に記念碑が設立されることとなりました。
協会病院が建設される以前は、「高台小学校」「高等女学校」という歴史があり、それぞれの記念碑もアスパラ記念碑周辺に建立されております。