「岩内大火」の日にあたって

9月26日は、今から69年前の昭和29年、35名の犠牲者と市街地の約8割を焼失し、1万7千人余りが罹災した「岩内大火」の日にあたります。
ここに改めまして 犠牲者の皆様に謹んで哀悼の意を表します。

「再起不能」とまで言われたこの町は、多くのご支援と涙ぐましい先人のご努力により、こうして復興を遂げましたが、これからも未曾有の被害をもたらした「岩内大火」の経験や教訓を風化させることなく後世に継承し、災害に強いまちづくりを築いていくことが私たちの責務であります。

節目の日にあたり、今を生きる私たちが手を携えて、これからも前を向いて歩んでまいりましょう。

なお、犠牲者の皆様に謹んで哀悼の意を表すため、役場庁舎前に半旗を掲揚いたします。

 令和5年9月26日
 岩内町長 木村 清彦